ホーム >Apple Music の FAQ > iTunes 12.6 で変換できない問題への対処方法
iTunes 12.6 の仕様変更により、Apple Music 音楽変換の Mac 版との互換性に問題があるため、iTunes 12.6 と Mac OS X 10.11 および以降のバージョンで、Apple Music 音楽変換を正しく動作させるには、下記の2つの解決策を参考してください。
方法1:古いバージョンの iTunes 12.5 に戻す
方法2:Mac のシステムの整合性保護 (SIP) を無効にする
iTunes 12.6 と Mac OS X 10.11 および以降のバージョンをご利用いただいている場合は、Apple Music 音楽変換 Mac 版を正しく動作させるために、iTunes 12.6 から古いバージョンの 12.5 に戻す方法をおすすめします。操作手順は下記のような3つのステップで済ませます。
ステップ1:Mac から iTunes 12.6 をアンインストールする。
ステップ2:iTunes 12.5 を Mac にダウンロードしてインストールする。
ステップ3:iTunes ライブラリファイルを再構築する。
iTunes 12.6 から古いバージョンの 12.5 に戻す方法について、さらに詳しくはこちら>>。
システム整合性保護は、OS X El Capitan 以降で採用されているセキュリティ技術です。Mac 上の保護されたファイルやフォルダを改ざんしようとする悪質なソフトウェアからデータを守ります。システム整合性保護では、ルートユーザアカウントに制約を課し、Mac オペレーティングシステムの保護されている部分に対してルートユーザが実行できる操作を制限します。従来だと、OS の大切な部分に対して、アプリが自由にアクセスできていましたが、システム整合性保護の制限のため、アプリのアクセス権限も制限されてしまいます。
システム整合性保護の機能を一時的無効にすることで、Apple Music 音楽変換を正しく動作させることができます。この操作は、Mac を一度終了して電源を切り、リカバリーモードにて起動する必要があります。下記のように、具体的な操作を参考してください。
ご注意事項: セキュリティ保護のため、Mac のシステムの整合性保護 (SIP) を無効にすることは推奨しません。ご利用に際して生じたお客様の損害について、一切責任を負いかねます。
ステップ1:リカバリーモードの起動する
Mac を再起動し、「command + R」キーを押したまま電源を入れ、Apple ロゴが表示された後に離します。つまり、ロゴが表示されるまで押し続けます。(ご注意事項:「command + R」を押すのが遅すぎると、リカバリーモードでなく通常のログイン画面が立ち上がります。)
ステップ2:ターミナルにて「csrutil enable --without debug」とコマンドを入力する
画面上にあるメニューバーの中に「ユーティリティ」があります。その中から「ターミナル」を起動します。
このターミナルにて「csrutil enable --without debug」とコマンドを入力して、「return」キーを押します。そして、「reboot」とコマンドを入力し、「return」キーを押して Mac を再起動します。
ステップ3:最新バージョンの Apple Music 音楽変換をダウンロードインストールする
ダウンロードセンターから最新バージョンの Apple Music 音楽変換を Mac にダウンロードインストールします。上記の手順で Mac のシステムの整合性保護 (SIP) を無効した後、Apple Music 音楽変換は今まで通り正しく動作できるはずです。
ヒント:Apple Music 音楽変換の利用を完了した後、上記のような手順で、ターミナルにて「csrutil enable」とコマンドを入力して、「return」キーを押します。そして、「reboot」とコマンドを入力し、「return」キーを押して Mac を再起動すれば、システムの整合性保護 (SIP) を有効にすることができます。
またご不明の点がありましたら、お気軽にサポートチームにご連絡ください。
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