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「2020年」オススメの Netflix オリジナル映画を厳選

世界中で話題のドラマや映画をお探しですか? Netflix には、数々の賞に輝いたドラマ、映画、オリジナル作品があります。しかも、良質で常に視聴者から高い評価を受けます。毎度新作を配信するやいないや、話題となって注目を集めます。

そして、今回は映画に絞って、Netflix のオリジナル映画の中に5本を選んでオススメとします。映画が好きな方または Netflix のユーザーになろうと考えている方は、ぜひ目を逃さないでください。

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1、『アイリッシュマン』

裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋フランクが、秘密と暴力にまみれた自らの半生を振り返る伝記映画『The Irishman（アイリッシュマン）』。

ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテルら同時代に切磋琢磨してきた名優たちが集結した、巨匠スコセッシによるマフィア映画の集大成と言うべき3時間超の大作です。

第2次大戦後のアメリカ裏社会に殺し屋フランクが見た無法者たちの生き様を描き出すギャング映画の新たな傑作として、本作は、豪華な顔ぶれや完成度の高さで注目を集めて、早くもオスカー戦線に名乗りを上げています。来年のアカデミー賞で、『ジョーカー』と雌雄を決することになる見通しです。

2、『ROMA/ローマ』

『ROMA/ローマ』は、巨匠アルフォンソ・キュアロンが自身の子供時代の思い出をもとに製作、脚本、監督を務めた半自伝的映画です。

70年代、政治的混迷を極めるメキシコのコロニア・ローマ地区に住む、ある中流家庭とその家族の家政婦クレオの日常を描いた本作は、白黒の美しい映像や、長回しを多用した撮影の映像美が素晴らしい作品です。また、ストーリーの軸となるクレオをはじめ、激動の時代に取り残され、男性社会から切り離されていく“弱者”たちを力強いた描く感動作となっています。心に深く残る作品です。

Netflix オリジナル作品である『ROMA/ローマ』は、映画館で公開されない作品でありながら、アカデミー賞で最多10部門にノミネートされました。そのうち監督賞、外国語映画賞、撮影賞の3部門を受賞し、ネット配信映画初の快挙を成し遂げました。この結果を受け、日本では全国77館で劇場公開されることとなりました。

3、『POLAR/ポーラー狙われた暗殺者』

北欧の至宝、マッツ・ミケルセンが主演を務める Netflix オリジナル映画『POLAR/ポーラー狙われた暗殺者』。

ミケルセンが演じるのは、殺し屋稼業からの引退を目前に穏やかな生活を送りはじめた「ブラック・カイザー」と呼ばれるダンカン・ヴィスラです。彼は、引退後は高額の年金をもらえることになっていました。しかし、「最後の任務」として呼び出され、若手殺し屋集団に襲われます。負債を抱えている会社は、ヴィスラを殺害し、年金の支払いを阻止しようとしていたのです。

過激な暴力描写や激しいベッドシーンもあり、大人向けの本作ですが、映像や音楽はポップでスタイリッシュです。ミケルセン演じるヴィスラも、クールな殺し屋というだけでなく、お茶目でちょっと抜けている面もあり、様々な表情を見せてくれます。